海外の人が実印作成をするとどうなるのか?
印鑑といえば自分の苗字、もしくフルネームで作成するのがお約束となっています。
どちらにするべきかは作成する本人が決めることができ、値段も変わらないのでその人次第となります。
と、そうなるとここでほとんどの人が気になるのが海外から来た方の場合には実印作成をするとどうなるのだろう、ということでしょう。
実際に国内と国外では名前の規則というのは違います。
ではどうなるのでしょうか?
まず海外の方が実印作成をするのは不可能ではありません。
実際に留学等の目的で海外の方が国内で長期間過ごすのは当たり前の時代ですので、その際に実印がないと困るシーンも多く出てきますから。
実印作成手順自体は国内の人間とほとんど変わりませんが、海外の方の場合には作成の際には外国人登録を済ませておかなくてはいけません。
そして実印登録の際にもその外国人登録をしてある役所で申請をしなければならないのです。
さて、実印作成となりますが海外の方の場合はどうなるかというと、カタカナかアルファベット、どちらの表記にするか選ぶことができます。
ただカタカナの場合には外国人登録の際にカタカナの表記をしておかなければ作業する側も分からないので実印作成をすることができません。
そして海外の方の名前となると東洋系に比べて長くなるのが特徴です。
ということはいざ実印作成をするという段階でも文字数によっては使えない書体が出てくるということになります。
ちなみに文字とサイズのバランスに関してはそこは印鑑作成のプロであるために問題はありません。
このように海外の方が実印作成をする際にはその都合上様々な面で気をつける必要は出てくるのですが、国内の人間と実印の感じが変わるといえど基本はそこまで変わらないということになります。
そういう意味ではもし海外の方から実印作成のことについて聞かれたとしても、難しく答える必要はなく、そのまま少しの注意事項を加えて後は国内の人間と同じように教えればそれでいいでしょう。